【本】いつか別れる。でもそれは今日ではない

 

 

 

コロナの影響もあり,就活が停滞する中

就活に対してのモチベーションが下がってきています…

 

 

そこで最近,本を読むことを始めました。

本って大学に入って専門書を読む以外なかなか読む機会がなくなってしまって

高校生まではたくさん本を読んでいた気がするのに離れてしまうなんてもったいないよね。

 

 

一回前に読んだのだけれど,その時はまだ4年付き合っていた彼氏との時だったので

あまり「別れる」について考えたことがなかったので読んでいる途中。

 

「いつか別れる。でもそれは今日ではない」

 

 

はじめこの本を手に取ったのはこのタイトルに惹かれた。

否定しているくせに肯定もしている,何とも不思議な題名だよね。

 

付き合うことに対して「どうせ別れるんだから」という内容かと思いきや

恋愛だけではなく人間付き合いに共通することが書かれてる

 

 

私は小学生になったころから人間関係が苦手だった。

周りの子に対して好き嫌いを態度で示し,グループを作り始める女子たち。

好きな子にはちょっかいを出し逆に嫌われる男子たち。

 

きっと私は周りに合わせるのがその頃苦手でちょっと浮いていたんだと思う。

人一倍周りの評価を気にしていたし,一緒にいる子に対して親の反応を気にしていた。

 

 

今思えば懐かしい。

その癖が中学に入っても,高校に入っても抜けなくて,

高校で本当に仲のいい友達はいなかった。

いつも一人のような気持だった。

 

だから修学旅行の夜の時間は嫌いだったし,一人で荷物の整理をしたりした。

寂しい夜だったな。

 

 

大学生になってようやく素の自分を出せるようになって

自分にも自信が少し持てるようになった。

 

今のほうが高校の時よりも友達が多い気がする。

もちろん,よっ友(挨拶だけする人)も多いけど,自分が困った時に頼れる人は

上にも同期にもたくさんいる。(下は今でも少し苦手)

 

 

それはきっと大学に入って大きく環境が変わったからだろうな。

高校の時って同期にしかつながりがなくて,部活の先輩には軽口たたけないし,後輩には威厳をもって接してもらう風習?みたいなのがあったし

 

大学生になって,クラスというものがなくなって大きな縛りがなくなった今,

自分で接する人を選ばなくちゃいけなくなった。

だけど頼るきっかけは増えた。主に勉強だけど…

 

 

あとはサークルもいままでよりもかなりの数の選択肢があったし,

なによりたくさんの人がいた。

 

私は一つのサークルにしか所属していなかったけれど

それでも100人くらいの団体だったし,学部が違うたくさんの人に出会った。

そこでもちろん恋もしたし,ケンカもしたし,達成できたことに涙したこともある。

 

 

今思うと本当に大学に入って私の人生観は大きく変わったなと思う。

 

 

今ではほぼ毎日連絡を取り合う友達もできた

何気ないことも真剣なことを話せる友達もいるし,

就活で頼りにできる友達もいる(笑)

 

 

 

 

話が逸れた。

いつか別れる,そんなことはわかっている。

 

けれど普段からこの関係を当たり前に思い,無くならないものだと私たちはいつの間にか無意識に思い込んでいる。家族が一番そういう存在だろう。

 

恋人は特別な関係ではあるけれど「別れる」が一番自覚しやすい関係だと思う。

友達はケンカした時以外は「別れる」なんて考えもしないだろう。

いつ何時もそばに当たり前に存在している家族が一番「別れる」から遠い。

 

 

けれど,明日何が起きるかなんて神様にしかわからないのだ。

今,コロナウィルスが猛威を振っているからこそ少し自覚している人も増えているだろうけど家族だって当たり前じゃないんだ。

 

 

 

つまり言いたいことは「明日会えなくても後悔しない」ように人に接していこう,ということです。

一番彼氏に言いたいことなんだけど。(-‗-)